安い矯正方法はどれ？費用を抑えるポイントを解説

矯正費用は、どの治療方法を選ぶかでも大きく変わります。

「どうやったら安く矯正できる？」

「どの治療が一番安いの？」

この記事では、こういった疑問を解決しながら「矯正の種類別の費用」を比較します。

矯正費用の基礎知識や、治療の支払いを安く抑える方法もわかるので、ぜひ参考にしてください。

矯正治療が安いのはどれ？種類別に費用を比較

矯正治療は、種類によって費用が変わるのでそれぞれの相場を見てみましょう。

比較的費用が安くなるのは、マウスピースの部分矯正です。なぜなら、治療範囲が狭く、比較的短期で治療が終わるからです。

一方、費用が高くなるのは、裏側矯正で全体の歯並びを矯正する場合です。審美性が高く、矯正の対象範囲が広くなると、そのぶん費用も上がる傾向にあります。

審美性や治療範囲の違いによって矯正費用は変わるので、安く抑えられる治療方法を知っておきましょう。

矯正治療する対象範囲の違いで値段は変わり、部分矯正は全体矯正よりも治療費を抑えられます。歯の一部分だけを治療する方法を「部分矯正」と呼び、基本的には上下の前歯12本が対象です。

また、部分矯正の対象症例は「すきっ歯」や「八重歯」など、歯列のがたつきが比較的軽度な場合です。奥歯の噛み合わせに問題があったり、前歯のガタガタが強い場合は、全体矯正が適していることがあります。

「裏側矯正」などの審美性が高い治療は、費用が高くなります。なぜなら裏側矯正は、表側矯正よりも歯科医師の技術が必要になり、裏側からの矯正は期間が長くなりやすいからです。

また同じワイヤー矯正でも、使用するブラケットやワイヤーなど矯正装置の素材によっても、費用が高くなる場合があります。特に、審美性が高いセラミックやプラスチックの矯正器具は、歯の色と似ていて自然で目立たないぶん、費用が高いです。

マウスピース矯正は、治療する歯の本数や症例の重症度に応じて、使用するマウスピースの枚数が変わります。そのため、歯並びの状態や理想とする歯並びまでのギャップによって費用が変わってくるので、一度クリニックに相談してみましょう。

なお、マウスピース矯正「Oh my teeth」では、使用するマウスピースの枚数に関係なく一律料金で治療を受けられます。費用を抑えてマウスピース矯正をしたい方はお気軽にご相談ください。

最後に、矯正の経済的負担を軽減するためのヒントをお伝えします。

見た目を改善する目的ではなく「機能的な改善」を目的とした矯正治療なら、保険や医療費控除の対象となる場合があります。医療費控除の申請は、年間の医療費が10万円以上の場合などの条件があります。

また保険診療の適用になる条件は以下が含まれます。

・咬合異常に対する矯正歯科治療をする
・永久歯が3本以上生え方に問題がある
・顎変形症の手術の予定がある

保険適用となる場合、支払う金額が全治療費の3割になるため、歯科医師に確認するとよいでしょう(70歳以上は1～2割負担)。

歯科矯正におけるモニターとは、クリニック側に「矯正治療に関するアンケート」「症例写真」などの情報を提供する代わりに割引価格で矯正ができるシステムです。

例えば、マウスピース矯正 Oh my teethでは、取り扱いプラン2種類(部分矯正・全体矯正)のモニターを募集しています。

矯正費用は、一括払いにしたほうがトータルは安くなりますが、ローンや分割払いは月々の支払いを抑えられます。ただしローンや分割払いなどは、金利が高いと支払い合計金額が増えるので、利用前に総額がいくらになるのか確認しておくことが重要です。