マウスピース矯正で受け口は治る?原因や費用などを紹介

「受け口」とは反対咬合(はんたいこうごう)とも呼ばれる歯並びで、見た目や噛み合わせの機能にも影響することがあります。

この記事では、マウスピースでの受け口の治療は可能なのか、そして治すための費用や期間などを詳しく解説。

「受け口になる原因」や「治療せず放置するリスク」もわかるので、受け口の治療を検討している方はぜひ参考にしてください。

目次

マウスピース矯正は受け口で治る?

結論からいうと、軽度の受け口であればマウスピース矯正で改善を目指せます。

歯の生え方が原因で受け口になっている場合、マウスピース矯正の治療が有効でしょう。しかし、歯並びのズレが大きい悪い重度の受け口は、ワイヤー矯正が推奨されることもあります。

マウスピース矯正で治療ができるかは、歯並びの状態によって決まります。気になる場合は、歯科医師に相談して自分に合った矯正方法を選びましょう。

当院はマウスピース矯正「Oh my teeth」の導入クリニックです。受け口の無料診断も行っておりますので、いつでも気軽にご相談ください。

→マウスピース矯正の無料適性診断を予約する(大阪心斎橋矯正歯科)

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マウスピース矯正で受け口を治すための費用や期間

マウスピース矯正で受け口を治療する場合、必要な費用と治療期間は以下の通りです。

期間1〜3年
費用部分矯正:10万~40万円
全体矯正:60万~100万円

マウスピース矯正の治療は、1〜3年程度必要です。しかし治療期間は目安であり、受け口の状態によって大きく変わります。

受け口は、前歯の咬み合わせが逆になっていることがほとんどです(上の前歯が下の前歯よりも内側に入っている)。矯正治療で歯並びを正すことで、受け口の改善を量ります。

なお、もし抜歯の必要がない程度の受け口であれば、部分矯正で治療ができる可能性もあります。

部分矯正であれば治療期間が短く、費用も比較的安く抑えられます。

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受け口(反対咬合)になる4つの原因

受け口は反対咬合(はんたいこうごう)とも呼ばれ、前歯のみで起こる場合が多い症例です。原因は大きく分けて4つ

あります。

・骨格的な遺伝
・歯並びの遺伝
・あごの発育不足
・日常的な悪習慣

先天的な理由から日常習慣まで、受け口の原因はさまざま。なぜ受け口になるのか、その原因を一つひとつ見ていきましょう。

骨格的な遺伝

骨格的に上顎が小さく下顎が大きい場合、受け口になりやすい傾向にあります。顔つきにも特徴があり、下顎が突き出ている状態のため、コンプレックスに感じる方も多いです。

遺伝的に反対咬合の家族がいる場合、同じような骨格の受け口が発症するケースが少なくありません。このタイプの受け口は、歯並びだけでなくあごの骨から治療が必要なため、マウスピース矯正だけで改善することは難しいでしょう。

あごの骨から治療が必要になる場合は、あごを短くしたり、下顎の中抜き手術などを行う場合もあります。

歯並びの遺伝

歯の生え方そのものが遺伝して、受け口になることもあります。たとえば、下の歯が外向きに生えていると受け口に見えやすく、歯並びのズレが目立ちやすいです。

下の歯が内側に向いて生えている場合も、噛み合わせにズレが生じた状態のため、受け口に見えます。

もし歯並びが原因で受け口になっている場合は、マウスピース矯正で治療が可能です。

ただし、歯並びの乱れが激しい場合は、ワイヤー矯正が必要になります。

あごの発育不足

成長過程において、あごの発育不足が原因で受け口になることがあります。あごの機能を正しく使えていない状態だと、正しくあごの成長ができません。

【あごの発育不足が生じる要因】
・柔らかい食べ物ばかり食べる
・噛む力が弱い
・咀嚼回数が少ない など

このように、子どもの頃からのあごの発育に問題があると、受け口や歯並びの問題が起こりやすくなるでしょう。マウスピース矯正で治療することは稀で、あごの機能矯正装置が使われることがあります。

日常的な悪習慣

受け口の原因として、日常的な悪習慣も影響します。

【歯並びに影響を与える習慣】
・口呼吸である
・指しゃぶりの癖がある
・唇を噛む癖がある
・頬づえをつく など

口呼吸や指しゃぶりなど、たとえ小さくても歯に一定の力が日常的にかかることで受け口を引き起こすことがあります。受け口だけでなく、出っ歯や開咬(かいこう)などの症例も日常的な習慣によって起こるとも考えられます。

このような歯並びのガタガタを改善する場合、マウスピース矯正やワイヤー矯正での治療が必要です。

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マウスピース矯正で受け口を治療しないリスクと注意点とは?

マウスピース矯正で受け口を治療しない場合、以下のようなリスクがあります。

・見た目に影響がある
・胃腸への負担がかかる
・正しい発音がしにくい
・虫歯や歯周病になりやすい

受け口は見た目に影響があるだけでなく、咀嚼もしにくくなります。そのため胃腸に過度な負担がかかることもあり、さらには前歯がガタガタしているため虫歯や歯周病のリスクも高まります。

受け口が気になる方は早めに歯科医師に相談して、マウスピース矯正やワイヤー矯正など自分に合った方法で治療を始めることが大切です。

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マウスピース矯正で受け口が治るか相談してみよう

マウスピース矯正で受け口が治療できるか、まずは歯科医師に相談してみましょう。どのような治療方法があっているのか、また治療期間や費用はどれくらいになるかは、一人で判断できません。

無料診断を行っているクリニックも多いので、気軽に足を運んでみましょう。

当院でも受け口の無料診断を行っていますので、いつでも気軽にご相談ください。

→マウスピース矯正の無料適性診断を予約する(大阪心斎橋矯正歯科)

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