マウスピース矯正とは?改善できる症例5つ

本記事ではマウスピース矯正の特徴や、マウスピース矯正で治療できる歯並びについてご紹介。

「本当にマウスピース矯正で歯並びが治るの?」

「結局マウスピース矯正ってなに?」

このような疑問を解決しながら、実際に歯並びが改善できる症例を5つ解説します。メリット・デメリットやワイヤー矯正との違いもわかるので、マウスピース矯正に興味がある方はぜひ参考にしてください。

目次

マウスピース矯正とは?

マウスピース矯正とは、一人ひとりの歯並びに合わせて作製したマウスピースで歯を動かす矯正方法です。マウスピースは10日~2週間ごとに交換しながら、段階的に歯並びを整えていきます。

また、ワイヤー矯正よりも目立ちにくく、必要に応じて取り外せるのもマウスピース矯正の特徴です。矯正中でも歯磨きがしやすいため、虫歯などのリスク軽減にもつながります。

人前に立つ仕事をしている方、矯正中の歯磨きのしやすさを重視したい方などにマウスピース矯正は選ばれています。

マウスピース矯正のメリット・デメリット

マウスピース矯正のメリット・デメリットを比較してみましょう。

【マウスピース矯正のメリット】
・矯正中でも目立たない
・食事をとりやすい
・歯並びのシミュレーションできる
・通院回数が多くない
・金属アレルギーの心配がない

マウスピース矯正は、矯正をはじめる前に歯並びのシミュレーションを作成するのが一般的です。現在の歯並びから、理想の歯並びに向けてどう動くか、画像や動画で可視化できます。

また、通院回数が少ないのもメリットで、マウスピース矯正では2〜3ヶ月に1回ほど頻度で受診します。ワイヤー矯正の場合は1ヶ月に1回は通院が必要なので、時間がなくて忙しい方はマウスピース矯正を検討してみましょう。

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【マウスピース矯正のデメリット】
・20時間以上の装着が必要
・自己管理が必要である
・難しい症例には適応してない

マウスピース矯正は取り外しが可能なため、20時間以上の装着時間を自分で管理する必要があります。

また、歯並びのズレが大きいような場合は、マウスピース矯正が適応しない可能性もあるので、一度矯正歯科で適性診断を受けてみましょう。

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従来のワイヤー矯正との違いを比較

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いは、以下の通りです。

ワイヤー矯正の特徴マウスピース矯正の特徴
適用可能な範囲が広い
装着時間を気にする必要がない
矯正中の痛みが出やすい
歯に加わる力を細かく微調整できる
適用可能な範囲に限りがある
自己管理が必要
比較的痛みが少ない
通院回数が少ない

ワイヤー矯正と比べると、マウスピース矯正は改善できる症例に限りがあります。

しかし一方で、見た目が目立ちにくく、痛みもワイヤー矯正よりも比較的穏やかだと言えます。また、ワイヤー矯正では一般的に月に1度くらいのペースで通院が必要ですが、マウスピース矯正は原則通院がいらないところもあります。

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マウスピース矯正で治療できる歯並びは?

マウスピース矯正は、以下のような歯並びの改善を目指せます。

①叢生
②上顎前突
③下顎前突
④開咬
⑤正中離解

もちろんこれらの症例であっても、重度の場合はマウスピース矯正ができないこともあります。

歯並びの状態は人それぞれ違うので、詳しく知りたい方は歯科医師に相談してください。

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①叢生(そうせい)

叢生(そうせい)とは、歯が凸凹に並んでいる状態を言います。ガタガタしていたり、歯列から外れた歯並びで、何箇所か歯が重なっている場合もあるでしょう。

マウスピース矯正での治療では、軽度の叢生や抜歯が必要ない場合に可能です。

②上顎前突(じょうがくぜんとつ)

上顎前突(じょうがくぜんとつ)は出っ歯とも呼ばれ、上顎が正常位置よりも前方に出ている状態です。前歯が前方に出ており、唇が閉じられない方もいます。

マウスピース矯正では、歯の隙間を削ったり、歯を後ろに移動したりする方法で、歯列を改善できる場合もあります。

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③下顎前突(かがくぜんとつ)

下顎前突(かがくぜんとつ)とは、下顎の歯並びが上顎の歯よりも前に突き出ている状態です。しゃくれや受け口も、この下顎前突に当てはまります。軽度の症例であれば、マウスピース矯正で奥歯を後方に移動させて改善を目指せます。

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④開咬(かいこう)

開咬(かいこう)とはオープンバイトとも呼ばれ、前歯が噛み合わずに開いている状態です。奥歯をかみしめても前歯が当たらないため、食べ物が噛み切れないなどの問題が起こりやすくなります。

マウスピース矯正で治療する場合、奥歯や前歯の高さを調整して、歯並びが噛み合うように矯正します。

⑤正中離開(せいちゅうりかい)

正中離開(せいちゅうりかい)とは、すきっ歯のことです。前歯の間に隙間があいている状態で、顎と歯の大きさが合っていない場合などに起こります。

前歯に数か所隙間があるような症例では、マウスピース矯正で前歯を後ろに下げる治療などを行います。

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マウスピース矯正の悩みは当院にお任せください

マウスピース矯正が適した歯並びであるのかは、実際にクリニックで診断をしてもらう必要があります。

マウスピース矯正にしようかお悩みの方や、歯並びに関する悩みがある方は、マウスピース矯正Oh my teethを取り扱うクリニックの当院までご相談ください。

当院でのマウスピース矯正診断では、口腔内診査・レントゲン撮影・3D歯型スキャンなどすべて無料で行います。

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