インビザライン(マウスピース矯正)とワイヤー矯正どっちがいいか悩んでいませんか？
インビザラインは、矯正器具であるマウスピースが取り外し可能で、矯正していることが目立ちません。一方、ワイヤー矯正は幅広い症例に対応でき、細かい歯の動きが可能です。
どちらも一長一短あるため、どっちを選ぶべきか迷っているという方は多いです。そこで本記事では、インビザラインとワイヤー矯正の違いを紹介します。
インビザライン(マウスピース矯正)とは？
インビザラインとは、透明なマウスピース型の矯正装置を使って歯を動かす矯正方法です。装置自体が目立ちにくいことに加えて、着脱が可能なため、食事中や歯磨きの際は外せます。
ただし、すべての症例に対応できるわけではありません。また、ワイヤー矯正に比べて痛みは少ないものの、装置の着脱や衛生管理など自己管理が重要となります。
ワイヤー矯正とは？
ワイヤー矯正は、歯にブラケットをつけてワイヤーを通し、歯を動かす矯正方法です。ほとんどの症例に対応でき、装置を外す必要がないため管理の手間があまりかかりません。
ただし、食べ物が詰まりやすく歯磨きが難しかったり、装置によってお口の中の粘膜が傷つき、口内炎ができたりすることがあります。
インビザライン(マウスピース矯正)とワイヤー矯正の違い
インビザラインとワイヤー矯正は、それぞれ特徴が異なります。それぞれの違いをよく理解しましょう。
| インビザライン(マウスピース矯正) | ワイヤー矯正 | |
| 目安費用 | 全体矯正：70万～100万円 部分矯正：20万～50万円 | 全体矯正：60万～170万円 部分矯正：30万～70万円 |
| 目安期間 | 全体矯正：1～3年程度 部分矯正：3～7ヶ月程度 | 全体矯正：1〜3年程度 部分矯正：2ヶ月〜1年程度 |
| 通院頻度 | 2～3ヶ月に1回 | 月1回 |
| 目立ちにくさ | ほとんど目立たない | 裏側矯正は最も目立たない、表側矯正は目立ちやすい |
| 対応できる症例 | 軽度～中等度の症例に対応 | 抜歯をともなう症例や重度な症例にも対応可能 |
| 自己管理の有無 | 必要 | 不要 |
| 仕上がり | ワイヤー矯正との大きな違いはない | 微調整が可能 |
| 食事やお手入れのしやすさ | 着脱可能。マウスピースのお手入れが必要 | 食べ物が詰まりやすく、歯磨きが困難 |
| 金属アレルギー | 基本的に金属は使用しない | 金属を使用する場合がある |
費用
矯正治療は基本的に自由診療のため、費用はクリニックによって異なります。
全体矯正の場合は、ワイヤー矯正とそれほど変わらないケースも。部分矯正の場合、ワイヤー矯正に比べてインビザラインのほうが費用を抑えられる傾向にあります。
期間
歯並びの状態や治療計画によって治療期間は異なります。なお、インビザラインはマウスピースの枚数が増えるほど治療期間は長くなります。
通院頻度
ワイヤー矯正は月1回、インビザラインは2～3ヶ月に1回の通院になります。インビザラインのほうが通院の負担が少ないです。
目立ちにくさ
ワイヤー矯正のなかでも、矯正器具を歯の内側に装着する「裏側矯正」が目立ちにくいです。
また、インビザラインは透明なマウスピースなので、装着していてもほとんど目立ちません。一方で、表側矯正は目立ちやすい傾向にあります。
対応できる症例
ワイヤー矯正は幅広い症例に対応しています。
インビザラインは軽度から中程度の歯並びの乱れの改善を図れますが、抜歯や歯を大きく動かす症例に対応できないことがあります。
自己管理の有無
インビザラインは1日20時間以上の装着と定期的な交換が必要です。ワイヤー矯正は自己管理が不要です。
仕上がりの違い
大きな違いはありませんが、ワイヤー矯正のほうが歯の動きを細かく微調整できます。
食事やお手入れのしやすさ
インビザラインは、食事の際にマウスピースを取り外せるため、普段通りに食事と歯磨きができます。
一方、ワイヤー矯正は、装置に食べ物が詰まりやすいため、食後のお手入れに手間がかかります。
金属アレルギーの有無
インビザラインは、基本的に金属を使用していないため、金属アレルギーの方でも利用できます。ワイヤー矯正の場合は、ブラケットとワイヤーで金属を使用することがあります。
インビザライン(マウスピース矯正)とワイヤー矯正どっちがいい？
インビザラインとワイヤー矯正はどちらも一長一短あり、どちらが優れているかは一概にいえません。
自分に合った方法を選ぶには、それぞれの特徴を理解し、ライフスタイルや希望に照らし合わせる必要があります。
インビザラインがおすすめなのは、以下のような方です。
- 周囲に気づかれずに矯正したい方
- 矯正中も食事や歯磨きを快適に行いたい方
- 痛みへの不安が大きい方
- 金属アレルギーの方
一方、ワイヤー矯正がおすすめなのは、以下のような方です。
- 中等度～重度の症例の方
- 噛み合わせや歯並びの細かい調整を希望する方
- マウスピースの管理が難しい方
インビザラインとワイヤー矯正、どっちがあなたに合っているか、まずは歯科医師に相談してみましょう。
インビザライン(マウスピース矯正)とワイヤー矯正どっちがいいか迷ったら歯科医師に相談を
どっちの矯正方法が自分に合っているかは、歯並びの状態や予算、ライフスタイルによって異なります。まずは歯科医師に相談し、それぞれの違いを理解した上で、自分にぴったりの矯正方法を選びましょう。
当院はマウスピース矯正 Oh my teethの取り扱っており、矯正の無料診断を実施しています。
インビザライン(マウスピース矯正)とワイヤー矯正で迷っている方も相談可能です。お気軽にご来院ください。
